「ミヤネ屋」の翌日のパネルの、手書きの白黒の「A3サイズ」に縮小された「下書き」を見てチェックしていたら、アシスタントディレクター(AD)がやって来ました。
「道浦さん」
「はい?」
「明日のパネル、『唐揚げ』出たんですけど」
「え?『唐揚げ』?」
いやまあ、おなかは少し減ってきているけど…と思ってそのADが手にしているものを見たら、
「カラーでプリントアウトされた、パネルの縮小版」
で、彼女は、
「いえ、『カラーで』」
と「カラー」を「平板アクセント」で、
「カ/ラーで」
と言ったことが分かりました。普通は、「頭高アクセント」で、
「カ\ラーで」
と言うよね!でも、その言葉をよく使う人たちは、
「平板アクセント化する」
ことがあり、これを、
「専門家アクセント」
と呼びます。彼女にとって「カラー」は「よく使う言葉」だったのですね!だから「平板化」して、
「カ/ラーで」
となり、それが私の耳には、
「カ/ラーゲ(唐揚げ)」
と聞こえたと。私にとっては「カラーで」よりも「唐揚げ」のほうが、なじみがあるということですね!
(2025、7、24)


