10032「三大花火大会」

2025 . 7 . 23

10032

 

 

7月15日の「ミヤネ屋」で、

「日本三大花火大会」

の一つ、新潟・長岡市の、

「長岡まつり大(おお)花火大会」

について取り上げました。その際に、

「『三大花火大会』の残りの2つは、どこだろう?」

と思って調べてみました。すると、「日本三大花火大会」は、

  • 新潟・長岡市「長岡まつり大(おお)花火大会」

1946年~。8月2・3日。超大型花火が目玉。

(2)秋田・大仙市「全国花火競技大会」(大曲の花火)

1910年~。8月最終土曜。1万8000発

(3)茨城・土浦市「土浦全国花火競技大会」

1925年~。11月第1土曜。2万発。「スターマイン」がメイン。

でした。そして、それとは別に、

「日本三大競技花火大会」

というのもあって、これは実は、上記の「秋田・茨城」と、あとは「長岡」の代わりに、

*三重・伊勢市「伊勢神宮奉納全国花火大会」

が入るのだそうです。

実は、新潟・長岡の花火大会は、「競技花火大会」ではなく、

「あくまでも、戦争で亡くなった方々の鎮魂が目的」

なのだとか。

たしかによく考えたら「花火」は、

「火薬」

を使いますから、「戦争」になれば「武器」として「火薬」は消費されるでしょうから、「花火」など、やっていられないのですね。

「花火大会ができる」

ということは、すなわち、

「平和の象徴」

なのです。そしてその「平和の礎」には、戦争で戦って亡くなっていった、

「先人の尊い犠牲がある」

と考えれば、必然的に、

「鎮魂」

ということにつながるのですね。夏の「お盆の時期」に「花火大会」が行われることが多いのも、もちろん「納涼」「夏休み」ということもありますが、

「太平洋戦争の敗戦」

を経験した「日本」にとっては、

「鎮魂の花火」

ということになるのですね。

大阪では、あさって7月25日には「天神祭り」の「花火」が上がります。

 

(2025、7、23)