7月15日の「ミヤネ屋」で、
「日本三大花火大会」
の一つ、新潟・長岡市の、
「長岡まつり大(おお)花火大会」
について取り上げました。その際に、
「『三大花火大会』の残りの2つは、どこだろう?」
と思って調べてみました。すると、「日本三大花火大会」は、
- 新潟・長岡市「長岡まつり大(おお)花火大会」
1946年~。8月2・3日。超大型花火が目玉。
(2)秋田・大仙市「全国花火競技大会」(大曲の花火)
1910年~。8月最終土曜。1万8000発
(3)茨城・土浦市「土浦全国花火競技大会」
1925年~。11月第1土曜。2万発。「スターマイン」がメイン。
でした。そして、それとは別に、
「日本三大競技花火大会」
というのもあって、これは実は、上記の「秋田・茨城」と、あとは「長岡」の代わりに、
*三重・伊勢市「伊勢神宮奉納全国花火大会」
が入るのだそうです。
実は、新潟・長岡の花火大会は、「競技花火大会」ではなく、
「あくまでも、戦争で亡くなった方々の鎮魂が目的」
なのだとか。
たしかによく考えたら「花火」は、
「火薬」
を使いますから、「戦争」になれば「武器」として「火薬」は消費されるでしょうから、「花火」など、やっていられないのですね。
「花火大会ができる」
ということは、すなわち、
「平和の象徴」
なのです。そしてその「平和の礎」には、戦争で戦って亡くなっていった、
「先人の尊い犠牲がある」
と考えれば、必然的に、
「鎮魂」
ということにつながるのですね。夏の「お盆の時期」に「花火大会」が行われることが多いのも、もちろん「納涼」「夏休み」ということもありますが、
「太平洋戦争の敗戦」
を経験した「日本」にとっては、
「鎮魂の花火」
ということになるのですね。
大阪では、あさって7月25日には「天神祭り」の「花火」が上がります。
(2025、7、23)


