『宇宙兄弟45』(小山宙太、講談社:2025、7、23)

2025 . 7 . 29

2025_078

 

 

もう、「哲学」の世界に入ってきた感がする。やはり「自分の死」と向き合う時間があるとこうなるのかな。月の宇宙空間に放り出され、命綱も切れた状態のムッタ。宇宙服の酸素と電源もどんどん減って行く。つまり「死刑宣告」されているようなものだ。孤独の中で、何に救いを求めるのか?「神」か?いや、懸命の捜索・救出活動をしてくれている(であろう)弟を含むNASAの仲間、応援してくれるみんなである。

もう、本当に、深い話になって来たなあ。

あれ?「44巻」買ってなかったっけ?「読書日記」では、書いてない。

それでも話はつながるというのが、大長編の条件か。この漫画の中での時間の流れは、明らかに実際の時間の中とは違う流れをしている。この漫画が始まったときには「未来」と想定していた「2025年」が来ちゃったんだから。

次巻、「第46巻」での「完結」宣言が出ました!でも、それが出るのが、

「2026年夏頃発売予定」

と、まだすごく「あやふや」なものなので、もしかしたら、ずれるかもしれないなあ。

 

 

 

(2025、7、24読了)