7月22日の「ミヤネ屋」で、栃木県宇都宮市の、
「次世代型路面電車(LRT)」
が出てきました。そこには、
「ライトライン」
と書かれていたのですが、ちょっと待てよと。たしか「LRT」は、
「LRT=Light Rail Transit」
の略でしたよね。それじゃあ
「ライトレール」
なのでは?と思ったのです。調べてみたところ、
・「ライトレール」=「一般名詞」。富山市にもあるのは「ポートラム」という名前。
・「ライトライン」=宇都宮の「ライトレール」の「固有名詞」。
ということでした。そして、宇都宮の「ライトライン」を運営している会社の名前は、
「宇都宮ライトレール株式会社」
と「ライトレール」を名乗っているのです。ちょっと、ややこしいです。
「現代用語の基礎知識2025年版」の311ページには、
*「LRT【Light Rail Transit】」=次世代路面電車。環境対策として採用している欧米の都市と日本のものでは異なる部分が多いが、鉄道引込み線を活用した富山のポートラムがLRTに最も近い。宇都宮では全国で初めて新規路線のLRTが導入された」
と書かれていました。
この説明は、もう「LRTが何であるか」は読者が分かった体(てい)で書かれていますねえ。
(2025、7、28)


