<2008年4月11日に書きかけました>
2008年4月10日の朝刊各紙に、
「パンチラ喫茶」
という言葉が、見出しに踊りました。大阪府警が、「パンチラ喫茶」と称して女性店員にみだらな接待行為をさせていたとして、風俗営業法の無許可営業の容疑で、大阪市内の通称「パンチラ喫茶」の経営者を逮捕したというものです。
このニュースを女性アナウンサーが読んでいるのを聞いて、なんだか、
「いいのかなあ…」
という気がしました。下品な名前ですよね。同じ系列で思い出すのは、
「ノーパン喫茶」「ノーパンしゃぶしゃぶ」「ブルセラショップ」「生セラショップ」
といった業態の店の名前です。どれも下品ですねえ。
****************************************と、ここまでが、17年前に書いたもの。
よく考えたら、「ノーパン喫茶」も「大阪が発祥」でしたねえ・・・。
いや、あんまり下品なんで、この続きを書いてアップするのはいかがなものか?と思って、ずっと寝かせておいたのですが、先日の静岡・伊東市長の「学歴詐称疑惑」問題で、
「卒業証書をチラ見せ」
というのが出てきたので、共通する言葉と動作の要素、
「チラ」
というのがポイントかなと思って続きを書いています。
「2008年」に書いた分の「チラ」は、その昔、
「チラリズム」
なる言葉もあったぐらいで、
「少しだけ見せることで、好奇心を刺激する」
という意図がありますね。しかし後者の「卒業証書」の「チラ」は行動としては同じでも、
「意図するところが全然違う」
わけです。当然これは、
「見せたくない」
のです。相手を刺激したいわけではなく、
「しっかり見せると、ウソがばれてしまうから、チラッとしか見せない」
のでしょうね。でもそれによって、「相手を刺激する」のは同じ。ただこの場合は、
「怒らせる」「不信感を高める」
という作用があるのですが。
その辺りは、しっかりとご本人からの話がないと分からないのですがね。
「チラ」にも、いろいろありますね。


