アメリカ・メジャーリーグのオールスター戦が、日本時間の7月16日に行われました。
アメリカンリーグのスター選手と、大谷翔平の所属するナショナルリーグのスターたちが対戦する「夢の球宴」です。
試合は中盤まで「6-0」とリードしたナショナルリーグの圧勝かと思いきや、9回にアメリカンリーグが追い付き「6-6」で延長戦・・・ではなく、今年から9回で勝負がつかない時は延長戦ではなく、
「スイングオフ」
という方式が採用されていたのです。
「スイングオフ」は、両チームから3人ずつが選ばれ、各選手3スイング、つまり各チーム9回のチャンスにホームランを何本打てるか?ホームランの多い方が勝ちという、
「ホームラン競争」
のような形です。まあ、オールスター戦の勝ち負けなんて、ペナントレースの優勝には関係ないですし「お楽しみ」ですよね。ピッチャーの負担を避けるのが目的とのことですが、それなら「9回引き分け」でもいいわけだけど、一応、決着をつけるところがアメリカらしいのかな?
「サッカーのPK戦」
みたいな感じがしました。ピッチャーも打ちやすい緩い球を投げ、バッターも打つ際にヘルメットをかぶっていなかったです。
その結果、3球ともホームランにした選手がいたナショナルリーグが、「4-3」で、アメリカンリーグを下したのでした。
それにしても、毎年あるわけでもない延長戦に備えて採用した「スイングオフ」が、早速その年に実施されるとは、驚きですね!これは「ダチョウ倶楽部」じゃないけど、
「聞いてないよー」
と思いました。
さてその日の夜、日本のプロ野球、甲子園球場の「阪神対中日」は、8回裏まで「0-2」とリードされていたタイガースが最終回にひっくり返してサヨナラ勝ちする…かと思いきや、9回表に中日に「4点」も奪われ「0-6」。
そうか、それで9回裏に「6点」返して「6-6」で、
「おっ、スイングオフか!」
と思わせる作戦か?と思うこともなく「0-6」で負けて中日に連敗と相成りました…。


