2024年10月27日に衆院選が終わった後の11月1日、ネット記事を見ていたら、
「ハングパーラメント」
という言葉が出てきました。最初、
「たばこの名前」
かと思いました。たばこ吸わないけど。昔はテレビCМをやってたから、吸わなくてもたばこの名前は知っていましたね。
「男なら振ってみな」
という「CABIN」とか。「男なら」も今はダメでしょうね。時代は変わりましたね。
次に、
「ハングライダー」
かと思いました。「ハング」が同じですから、意味は近い?
でもこれは、「たばこ」でも「空を飛ぶ羽根」のようなものでもなく、
「ハングパーラメント」(宙づり議会)
のことを海外では言うそうです。
日本ではここ10年以上、「自民一強」で、与党政権が「過半数」を占めてなんでも「閣議決定」したり「力の政治」を進めてきましたが、これからは妥協をしながら話し合いで進めなければならなくなった、そんな状態を言うのですね。
内田樹さんのコラムを集めた『沈む祖国を救うには』(マガジンハウス新書)の中にも、「民主政の『未熟なかたち』と『成熟したかたち』」(97ぺージ)で「ハングパーラメント」が出て来ました。2024年11月11日に書かれたものでした。
「パーラメント」=「国会」
って、あんまり思いつかなかったというか、覚えていなかったなあ。(そこからですか!?)和英辞典で「国会」を引いてみたら、
「the Diet」(日本の)
「Congress」(米国の)
「Parliament」(英国の)
と出て来ました。とすると「パーラメント」は、
「イギリスの国会」
か。現在は、
「上院(the House of Lords)」
「下院(the House of Commons)」
から成ると。日本の「the Diet」は、
「衆議院と参議院を合わせた国会」
ですよね?「衆議院」「参議院」のそれぞれは、どう呼ぶの?
「衆議院」=「the House of Representatives」
「参議院」=「the House of Councilors」「the Upper House」
ですか。
「衆議院」=「Representatives(代表者、代議員、国会議員、米下院)」
「参議院」=「Councilors(評議員、顧問官、参事官)」
「the Upper House(上院)」
ですね。いろんな「呼び名」があるんですね。


