田原俊彦さんが「爆笑問題」のラジオ番組で失言したというニュースがありました。
その時に「ミヤネ屋」でテロップをチェックしていたら、映像の説明の中に、
「81thシングル」
という記述があり、「ちょっと待てよ」と。
ご存じかと思いますが、英語の「○番目」という意味の「序数詞」は、
「数字に『th』を付けるのが基本」
です。
「4番目」「5番目」「6番目」「7番目」「8番目」「9番目」「10番目」
ならば、
「4th」「5th」「6th」「7th」「8th」「9th」「10th」
ですよね。でも、
「1番目」「2番目」「3番目」、「21番目」「22番目」「23番目」
などに関しては、それぞれ元の単語である、
「first」「second」「third」
の「語尾」の2つのアルファベットを取って、
「1st」「2nd」「3rd」、「21st」「22nd」「23rd」
となります。ですから、
「81枚目のシングル」
を書くならば、
「81stシングル」
にすべきです。
このテロップの発注は、おそらくディレクターによるもの。映像で、田原俊彦さんのバックのサインボードには「81th」の文字も「81st」の文字もありませんでした。
そういえば、4月某日の放送後に、宮根さんの「62歳」のお誕生日を祝ったときのボードと誕生日ケーキにも、
「62th」
という文字が使われていたのを思い出しました・・・。
(2025、6、25)


