6月12日の「ミヤネ屋」のフリップをチェックしていたら、
「隠蔽(いんぺい)」と「隠滅(いんめつ)」
という似た感じの言葉が出てきました。
意味の違いを考えてみたら、
・「隠蔽」=覆い隠す
・「隠滅」=隠したものを処分する。
という違いであることに気付きました。
そしてその「隠滅」は、
「証拠隠滅」
と使われることが多いと思いますが、
「発生した都合の悪いもの・ことを『なかったことにする』ために、事象の証拠を処分すること。その手段は、主として『埋める・沈める・焼く・溶かす』など。」
という文言が浮かんできました。まるで辞書を引いたみたいですが、ここではまだ、引いていません。
「埋める・沈める・焼く・溶かす」
て、もう、その対象は、
「死体」
ですよね。サスペンス!!
つまり、「悪事を隠そう」と、
「隠蔽」
した後に、その証拠を、
「隠滅」
するんですね。
「隠蔽工作」
とは言いますが、
「隠滅工作」
とは言いません。つまり、
「目的=隠蔽」
で、そのための、
「手段=隠滅」
ということなのかなあ。
しかしそれにしても、悪い奴らだ。いや、それが、
「人間の心理」
なのだろうか?
「AI」はどうなのかな?「AI」に「心」はあるのか?
それはまた、別の機会に・・・。
あ、そうだ、辞書を引いておきましょう。「三省堂国語辞典・第八版」です。
*「隠蔽」=(文)都合の悪いことをおおいかくすこと。(例)隠蔽工作
*「隠滅」=すっかり(なくなる/なくす)こと。消滅。(例)証拠隠滅
ほぼ、合っていましたね!
(2025、6、12)


