これは大変勉強になりました。最初ちょっと慣れるまでは、読むスピードが遅かった(読みにくかった)が、途中からスラスラと頭の中に内容が入って来ました。
一番「うん、そう!」と思ったのは、内田先生がやっている「合気道」は「スポーツか武道か」という質問を受けた時の回答。「スポーツ」は「勝ち負けがある」が、「武道」には「勝ち負けはない」と。自分の中での自分との闘い。それって「音楽」とかの芸術系とおんなじなんですよね!
そうすると、オリンピック種目の「柔道」は、「武道の柔道」から分派したもので、「スポーツの柔道」と「そうではない柔道」があるのかも。他の日本古来の武道や格闘技も、そういう面があるのではないか?と、すごく腑に落ちた感じがしたのです。そこからは、もうまた本に「赤線、引きまくり」でした。大変ためになりました!
(2025、6、6読了)


