6月10日の「かんさい情報ネットten.」で、大阪北区南森町の路上から、林マオアナウンサーが中継していました。その際に、
「お昼から雨が降っていまして、空はご覧のように見事な曇天です」
と話していました。それを聞いて、
「え?『曇天』?雨が降っているのに?」
と思いました。
「雨が降っていない『曇り』の空が『曇天』」
ですよね。雨が降っていたら、
「雨空」
です。というか、
「空は一面、分厚い雲に覆われています」
とか、
「灰色の雲が低く垂れ込めています」
など、「一言」で済まさない表現を考えてほしかったですね。
本人にメールしたら、
「おっしゃる通りです…。実は『見事な…』と引っ張って、そのあと(「見事な」なら「青空」というイメージなのに)『曇天です』と落として、スタジオの皆さんから『なんやねん!』とツッコミを受けようという『作戦』だったのですが、そもそも『曇天』ではなく『雨空』でした…」
との返事が来ました。
策士、策に溺れたか。
(2025、6、10)


