2022年9月14日の「ミヤネ屋」で、
「英・ウェストミンスター寺院」
を見ていて、
「フランスのノートルダム寺院と似てるな」
と思い、
「両方『ゴシック建築』だよな。じゃあ、ドイツ・ケルンの大聖堂も、同じ頃に作られたのかな?」
と思い、調べてみました。結果は以下の通りです。
【英・ウェストミンスター寺院】【仏・ノートルダム寺院】【独・ケルン大聖堂】
(建築開始) 1245年 1163年 1248年
(完成) (1269年・14世紀末) (1225年・1345年) (東1322年・西1880年)
【一応の完成年・最終的な完成年】
(高さ) 69m 91m 157m
(建築様式)フランス・ゴシック様式 ゴシック様式 ゴシック様式
※「ゴシック様式」は、12世紀にフランスを中心としてヨーロッパに広がった建築様式
とのことで、
「建てられたのは、日本の鎌倉時代」
「どれも建て始めてすぐできたわけではなく、完成までに25~80年ほどかかっている」。
「どれもゴシック様式」
ということが分かりました。まあ、
「似ていると言えば、似ている」
という感じですね。
また、その「建築年代」を見て思ったのは、
「この時期は、イギリスは、『ノルマン・コンクエスト』の時代だったのではないか?」
と、遠い昔に高校の「世界史」で学んだ記憶がよみがえりました。
調べてみたら、
「ノルマン・コンクエスト」(ノルマン人によるイギリス征服)
は、
「1016年~1042年」
ですから、これらの寺院が建てられるよりも、
「150~200年ほど古い時代」
でした。
「ノルマン人」の「ノルマン」(「ノルド=北」。英語の「ノース」と同じ)は、
「北方の人」
という意味なので、スカンジナビア半島やデンマークが原住地だったんですね。つまり、
「バイキング」
です。この人たちは、そもそもは、
「キリスト教徒ではなかった」
のではないか?それらも取り込んでいった歴史の中で、こういった「ゴシックの教会」が建てられていったのかなあ。
宗教と国の歴史は興味深いですね。


