9965「ペイハラ」

2025 . 6 . 25

9965

 

 

2025年1月7日「読売新聞・夕刊」の見出しが、

「ペイハラ(患者からの暴力・暴言)被害 現場が指針」

「ペイシェント(患者)ハラスメント」(ペイハラ)

でした。この、

「ペイハラ」

とは、

「医療従事者が、患者やその家族から、暴言や理不尽な要求などを受けること」

とありました。良くないことです。「患者様」は「神様」ではありませんからね。もちろん「お医者様」も「神様」ではないです。

ここで私が言いたいのは、何でもかんでも、

「○○ハラ」

という「4文字略語」にしてしまう傾向についてです。略せばいいというものではないのではないでしょうか。それこそ、

「ハラハラ」

です。

「ハラスメント・ハラスメント」

ハラが立ち、ハラハラします。

昔の映画で、「クレイマー、クレイマー」(1979年)というのがありましたが、あれは「クレーマー(文句言い)」

のことではなく、

「名字が『クレーマー』さん」

で、その「夫婦(ダスティン・ホフマンとメリル・ストリープ)の対決(=離婚裁判)」だったから原題は、

「Mr.クレーマーvs.Mrs.クレーマー」

だったと思います。あ、「Mr.」と「Mrs.」はなかったか。確認したら、

「クレーマーvs.クレーマー(Kramer vs.Kramer)」

でした。あれ?これって「ドイツ語読み」したら「クレーマー」じゃなく、

「クラーマー」

さんだな。「日本サッカーの父」とう呼ばれる。あ、「クラーマー」さんは「K」

ではなくて「C」で、「Cramer」か。

話が、どんどんそれてしまいましたが、とにかく「○○ハラ」が蔓延し過ぎです。

「ペイハラ」

って、私は、

「うちの店、『PayPay』しか使えないんですー」

とか、お客に言うお店かと思いましたよ。

 

(2025、6、25)