8月8日に、映画「ジュラシック・パーク」シリーズの最新作として、
「ジュラシック・ワールド/復活の大地」
が公開されるそうです。それを聞いて思ったのは、
「1作目の『ジュラシック・パーク』が公開された頃(1993年)は、『ジュラシック』を『ジェラシック』と間違って言っている人が、結構いたなあ」
ということです。
あれから30年余り、今はもう間違って、
「ジェラシック」
と言う人はいないんじゃないですかね?それだけ定着したということですね。
そもそも、恐竜が“活躍”していた、
「ジュラ紀」
の世界を再現した「パーク」だったから「ジュラシック・パーク」なわけですが、だぶん、当時「ジェラシック」と間違った人は、
「ジュラシック」=「ジュラ紀」
という意識・知識がなかったか、あるいは、
「ジェラシー」
という言葉の方が、カタカナ語としては「なじみがあった」のではないでしょうか?
「ジェラシー」=「嫉妬」
ですね。
そんなことをフェイスブックに書いたところ、元読売新聞のNさんが、
「映画に実際に出て来るのは『ジュラ紀』ではなく『白亜紀』の恐竜です」
と教えてくれました。え?そうだったのか!
「まだ、私は生まれてなかったので、知りませんでした」
と返事を送りましたが。
そもそも「ジュラ紀」とは、この時代の地層がよく発達している、フランスとスイスの国境にある、
「ジュラ山脈」
から名付けられたもので、
「中生代を構成する3つの紀の、2番目の地質時代」
なのだそうです。うーん、分かったような、わからんような。
具体的には、
「約2億1200万年~1億4300万年前まで(6900万年間)」
なのだそうです。
そして、「白亜紀」は、
「中生代最後の時代」
で、具体的には、
「約1億4400万年~6500万年前まで(7900万年間)」
だそうです。「ジュラ紀」の方が古く、「白亜紀」の方が新しい。うん、認識は合っていた。
また、先輩のHさんが、映画に登場した主な恐竜が生きた時代を調べてくれました。
それによると、
【ジュラ紀】
ディロフォサウルス
【ジュラ紀~白亜紀】
ブラキオサウルス
【白亜紀】
ヴェロキラプトル
ティラノサウルスレックス
トリケラトプス
ガリミムス
で、「ジュラ紀」に存在した恐竜の方が少ないということですね。
ちなみに「ジュラ紀」「白亜紀」の英語での表現は、
「ジュラ紀」=the Jurassic period
「白亜紀」 =the Cretaceous period
ですから、「ジュラシック・パーク」も本当は、
「クリティシャス・パーク」
なのかも。でもそれだと、これほど映画がヒットしていなかった気がします。
最近、気になっているのは、プロ野球の「セントラルリーグ」に「冠」として付いている「スポンサー名」の、
「JERA(jera ジェラ)」
です。これは日本最大の発電会社で、「東京電力ホールディングス」の傘下の「東京電力カフュエル&パワー」と「中部電力」とが50%ずつ出資し2015年に設立された「火力発電の会社」だそうです。
だから、セ・リーグの試合が行われるスタジアム(=ボールパーク)は、
「ジェラシック・パーク」
なのかなあ・・・なんちゃって!


