6月18日の「ミヤネ屋」で、イギリスのヘンリー王子とメーガン妃に関して取り上げた際に、二人が経済的に、
「ピンチ到来」
だという話が出ました。その際に、この言葉をそのまま通したのですが、デスクから、
「『ピンチ到来』はおかしい。『到来』は『チャンス』は『好機』、また『良い季節』がやってくることなど『期待していたもの』には使うが、マイナスイメージのもの、来てほしくないものには、使わないのではないか?」
という意見が出たのです。たしかに「到来」は、
「チャンス」
など「良いこと」「期待していること」の場合に使いますね。
それでデスクは、
「ピンチ襲来」
を提案したのですが、「襲来」で思い出すのは、
「蒙古襲来」=「元寇」
です。「襲来」は、
「大勢の敵が攻め寄せてくること」
だと思います。「ピンチ」は「大勢の敵」なのか?少し疑問が。
「うーん・・・」
と首をひねっていたら、当のディレクターは、
「分かりました、じゃあ熟語っぽくなく、もう少し砕けた表現にします!」
と言って、結局、
「大大大ピンチ!」
に直されて放送されました。なるほどね!
(2025、6、18)


