9949「ピンチ到来」

2025 . 6 . 18

9949

 

 

6月18日の「ミヤネ屋」で、イギリスのヘンリー王子とメーガン妃に関して取り上げた際に、二人が経済的に、

「ピンチ到来」

だという話が出ました。その際に、この言葉をそのまま通したのですが、デスクから、

「『ピンチ到来』はおかしい。『到来』は『チャンス』は『好機』、また『良い季節』がやってくることなど『期待していたもの』には使うが、マイナスイメージのもの、来てほしくないものには、使わないのではないか?」

という意見が出たのです。たしかに「到来」は、

「チャンス」

など「良いこと」「期待していること」の場合に使いますね。

それでデスクは、

「ピンチ襲来」

を提案したのですが、「襲来」で思い出すのは、

「蒙古襲来」=「元寇」

です。「襲来」は、

「大勢の敵が攻め寄せてくること」

だと思います。「ピンチ」は「大勢の敵」なのか?少し疑問が。

「うーん・・・」

と首をひねっていたら、当のディレクターは、

「分かりました、じゃあ熟語っぽくなく、もう少し砕けた表現にします!」

と言って、結局、

「大大大ピンチ!」

に直されて放送されました。なるほどね!

 

 

(2025、6、18)