ふと思いました。

「痩せぎす」

の、

「ぎす」

って何？

「痩せすぎ」

に見えてしまうのですが。

「太りぎす」とは言わない。「太りすぎ」は言うけど。

「精選版日本国語大辞典」を引いてみると。

＊「やせぎす」（「ぎす」は「ぎすぎす」からか。または魚の鱚（きす）からか。）からだが痩せて骨ばっていること。また、その人やそのさま。やせがます。」

とありました。

「痩せて、ぎすぎす」

しているから？でも「痩せぎす」以外に、

「○○ぎす」

って言葉がありますかね？思い付かない。そうすると「ぎすぎす」ではなく、

「魚の鱚（きす）」

からきているのかなあ？魚の「○○ぎす」は、「逆引き大辞泉」では、

「青鱚」「虎鱚」「似鱚」

がありました。それと「ギス」が付くのは「鳥」にもいますよね、

「ホトトギス」

これは他にもないし「カラス」「ウグイス」のように「ス」が付く鳥の仲間だから、関係ないか。

なぜ「やせぎす」は「ぎす」なのかは、分からずじまいでした・・・。