『東大生はなぜコンサルを目指すのか』(レジー、集英社新書:2025、5、21)

2025 . 5 . 27

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この「○○はなぜ~か?」というタイトルで、その嚆矢(こうし)として思い出すのは、

「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」

であるが、あれも確か、この本と同じ「集英社新書」だったのではあるまいか?編集者が同じなのかな?検索したら、なんとちょうど「20年前」でした!

「2005読書日記066『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?~身近な疑問からはじめる会計学』(山田真哉、光文社新書:2005、2、20)」

あ、「集英社新書」ではなく「光文社新書」でしたか。それにしても「20年」かあ・・・まだこのタイトルの付け方、廃れないな・・・

「なぜ『○○はなぜ○○か』というタイトルはなくならないのか?」

という感じですね。「探求心」が、それを求めるのかな?つまり、

「売れるから」

なんでしょう・・・と、本筋とは全く関係のない話でしたが、要はそのタイトルにつられて、私も買って読んだんですね。で、感想は、

「世の中は右肩上がりの『成長』を求める傾向が強く、給与と働き甲斐のバランスを求めるのが『成長』だ。『働き方改革』で『ゆるく』なった『ホワイト職場』は、能力のある人にとっては『ゆるブラック』であり、そういった人にとって、21世紀以降の格差社会の進展の中で今、人気の職業が『コンサル』である。その辺を東大生は分析していると。さらに、『では、今後の人気職業は?』というと『PE(プライベート・エクイティー)』つまり『未公開株投資』なのだという。」

うーん、少しわかったけど、よくは分からない感じでした。

 

(2025、5、22読了)