ゴールデンウィークに帰省していた社会人6年目の息子と、大学3年生の娘と話していて「就職活動」の話題になりました。その際に、
「インターン(シップ)」
の話題になった時に、息子が、
「最近は『インターン』って言ったらダメだから、『オープンカンパニー』って言う」
と言うではありませんか。
もう採用などにも関わっていない私は、初めて聞く話です。
「オープンカンパニー」
って、「大学」の、
「オープンキャンパス」
みたいなものでしょうか?「見学会」?
検索すると「リクナビ」のサイトが見つかりました。それによると「2025年卒」の採用活動から、インターンシップなどの「キャリア形成支援プログラム」は、
【インターンシップとは称さない】=「オープン・カンパニー」「キャリア教育」
【インターンシップと称し実施】=「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」「高度専門型インターンシップ」
という「4つに類型化」されているそうです。
前者の【インターンシップとは称さない】=「オープン・カンパニー」「キャリア教育」は、
「採用との関連性なし(不可)」
で、後者の【インターンシップと称し実施】=「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」「高度専門型インターンシップ」は、「採用」と関連付けてよいようです。
これまでは「インターンシップ」と称して、
「実質、採用試験的」
なことがあったからでしょうね。「2024年卒」の採用活動まで「1日開催のプログラム」も「インターンシップ」と呼ばれてきたのですが、学業と就職活動の両立の点で、
「学生への負担が大きい」
との観点ら、文部科学省・厚生労働省・経済産業省の3省合意により「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」が改正されることになったのだそうです。
少子化の中での若者の就職・採用は、本当に「金の卵」ですから、いろいろと配慮しなくちゃいけないのですね!


