ネットのスポーツニュースを読んでいたら、こんな見出しが出て来ました。サッカーの記事です。
「3人で82得点をマーク バルサの『トリデンテ』はなぜ機能しているのか」
「バルサ」
はスペインの強豪「バルセロナFC」ですね、わかります。でもこの、
「トリデンテ」
が分かりません。
「ポリデント」
ではありません。たぶん、
「フォワードの3人の選手」
のことを指しているのでしょうけど。
「トリ」=「3」
というのは「ギリシャ語起源」だと分かります。「攻撃」というのだと「デンテ」は、「矢」
のような意味かな。いやちょっと待てよ、
「3本の矢」
ではなく、これは、海の神「ポセイドン」(ギリシャ神話)「ネプチューン」(ローマ神話)が持っているアレ?魚を刺す串みたいな、
「3本の矛先がある矛」
あれを「トリデンテ」というのですかね?検索してみたら、
「水の神が持つ三叉槍(さんさそう)」
のことだそうです。ビンゴ!だね。
さらに記事を読むと、バルセロナではかつて、
「メッシ、スアレス、ネイマール」
という攻撃的な超一流の選手がいましたが、その時も、
「バルサのトリデンテ」
と呼ばれ、またライバルの「レアル・マドリード」にも、
「ベイル、ベンゼマ、クリスチアーノ・ロナウド」
という「点取り屋トリオ」がいました。そして現在のバルセロナには、
「ヤマニ、ラフィーニャ、レバンドフスキ」
という「トリデンテ」が「点取りデンテ」状態なのですね。
調べてみると「戦前から」そう呼ばれるような強力な攻撃陣を持ったチームは、時々出てきているようでした。でも、私はこの言葉は知らなかったなあ。勉強になりました。
(2025、5、1)


