9878「トリデンテ」

2025 . 5 . 7

9878

 

 

ネットのスポーツニュースを読んでいたら、こんな見出しが出て来ました。サッカーの記事です。

「3人で82得点をマーク バルサの『トリデンテ』はなぜ機能しているのか」

「バルサ」

はスペインの強豪「バルセロナFC」ですね、わかります。でもこの、

「トリデンテ」

が分かりません。

「ポリデント」

ではありません。たぶん、

「フォワードの3人の選手」

のことを指しているのでしょうけど。

「トリ」=「3」

というのは「ギリシャ語起源」だと分かります。「攻撃」というのだと「デンテ」は、「矢」

のような意味かな。いやちょっと待てよ、

「3本の矢」

ではなく、これは、海の神「ポセイドン」(ギリシャ神話)「ネプチューン」(ローマ神話)が持っているアレ?魚を刺す串みたいな、

「3本の矛先がある矛」

あれを「トリデンテ」というのですかね?検索してみたら、

「水の神が持つ三叉槍(さんさそう)」

のことだそうです。ビンゴ!だね。

さらに記事を読むと、バルセロナではかつて、

「メッシ、スアレス、ネイマール」

という攻撃的な超一流の選手がいましたが、その時も、

「バルサのトリデンテ」

と呼ばれ、またライバルの「レアル・マドリード」にも、

「ベイル、ベンゼマ、クリスチアーノ・ロナウド」

という「点取り屋トリオ」がいました。そして現在のバルセロナには、

「ヤマニ、ラフィーニャ、レバンドフスキ」

という「トリデンテ」が「点取りデンテ」状態なのですね。

調べてみると「戦前から」そう呼ばれるような強力な攻撃陣を持ったチームは、時々出てきているようでした。でも、私はこの言葉は知らなかったなあ。勉強になりました。

 

(2025、5、1)