9915「ヴィック・リヒター」

2025 . 5 . 27

9915

 

 

漫画雑誌の「ビッグコミック6月増刊号」(最新刊)に載っていた、諸星大二郎さんの、

「アリスとシェラザード」

という「欧州」を舞台にした漫画の「驚異の部屋への招待」という回を読んでいたら、

「アイラ・ヤーダ」

という名前の女の人が出て来ました。

「アイラ・ヤーダ」・・・「アイラヤーダ」・・・

「あーら、やだー!」

ありゃ、これは

「日本語を、外国人の名前っぽくしているだけではないか!」

と気付ききました。そう思って読んでいると、次から出て来た人たちの名前が、

「ワルフ・ザッケン」

「ヴィック・リヒター」

「コリア・ドゥーダー」

「ドンナ・モンテス夫人」

「オッド・ロイター」

「ジーマン博士」

それぞれ、

「ワルフ・ザッケン」  →「悪ふざけ」

「ヴィック・リヒター」 →「びっくりしたー」

「コリア・ドゥーダー」 →「こりゃあ、どうだー」

「ドンナ・モンテス夫人」→「どんなもんです」

「オッド・ロイター」  →「驚いたー」

「ジーマン博士」    →「自慢(博士)」

と全部「日本語」の「語呂合わせ」ではないですか!

「作者の遊び心」が透けて見えて、楽しかったです!

 

(2025、5、27)