大学3年生になった娘が、ゴールデンウイークに帰省した際に言った言葉が、
「ラクタンな授業」
これは、
「落胆な授業」
つまり、
「思っていたほど、面白くない授業」
かと思ったら、そうではなく、
「『楽』に『単』位が取れる授業」
なのだそうです。
ガックリ。落胆。
結局これは、「キャンパス(大学生)用語」「若者言葉」なのですね。還暦過ぎの私には関係のない言葉。ネット検索したら、出て来ました。
*「楽単」=簡単に単位を取得できる授業のこと。出席だけでOKだったり、レポートがなかったり、テストが簡単だったり、テストの時に資料持ち込みが許されていたりなど、単位取得が楽な授業を指す。
「略語」としては簡単な構造ですが、そもそもその言葉が表す事象に関係のない人には、わからない言葉なのですね。ちなみに「反対語」は、
「エグ単」「鬼単」
だそうです。あ、それで思い出した。学生時代に、
「シケ単」「シケ熟」
ってあったなあ。受験生に人気の参考書で、
「試験に出る英単語」「試験に出る英熟語」
の略語。この「シケ単」「シケ熟」は、
「関西での略語・呼び名」
で、友人によると「関東」では、
「出る単」「出る熟」
と言っていたそうな。当時、
「略語にも『方言』があるのだな」
と思ったものですが、「ラクタン(楽単)」は、「全国共通」なんですかね?
(2025、5、9)


