辛坊治郎さんの『オールドメディアへの遺言』に続いて、たまたまテレビ関係者が書いた本を続けて読み終わった。
割と多く「仮名(かめい)」にしてあるが、すぐにそれが「何なのか」が分かるような仮名で、「これで『仮名』の意味があるのかな?」と。そもそも所属したテレビ局名が、
「テレビ上方」→「テレビ大阪」
だし、
「古本興行」「柱六枝」「遠枝」「中洲クリニック」「鳥田紳一」「林脇健二」「竹松芸能」…
なんて、すぐに分かりますよね、これ。
故・森永卓郎さんの「ぶっちゃけ本」で当てた「三五館シンシャ」らしい一冊。これを読んだら現在のフジテレビ問題が、古い「昭和の成功体験・常識」を引きずって、時代が変わった「令和」に対応できなかった・しなかったということがよく分かる。昔はこうだったのだ。今は違うけど。
(2025、4、1読了)


