4月3日、カンテレで放送していた「阪神タイガース対横浜ベイスターズ」の試合。
前日、3点取られて、勝ち試合を「引き分け」に持ち込まれた「ゲラ投手」が、9回「2対2」の同点のシーンで登板したことを受けて、アナウンサーが、
「きのうの雪辱を晴らしたい」
と言ったのを耳にしました。
あれ?これは、
「雪辱を果たしたい」
あるいは、
「屈辱を晴らしたい」
なのではないか?と思いましたが、もしかしたら、私の聞き間違いだったのかもしれません。
結局、ゲラ投手は、「空振りの三振」に打ち取ったはずの球を「ファウル」と判定されてフォアボールを出し、その後、決勝のセンターオーバー2点タイムリー三塁打を打たれたため、前日の、
「雪辱を果たす」「屈辱を晴らす」
ことはできませんでした。アナウンサー氏は、その後、
「雪辱を期しての登板だったのですが…」
と言っていて、これは「正しい使い方」だなと思いました。
(2025、4、4)


