9833「雪辱を晴らしたい?」

2025 . 4 . 4

9833

 

 

4月3日、カンテレで放送していた「阪神タイガース対横浜ベイスターズ」の試合。

前日、3点取られて、勝ち試合を「引き分け」に持ち込まれた「ゲラ投手」が、9回「2対2」の同点のシーンで登板したことを受けて、アナウンサーが、

「きのうの雪辱を晴らしたい」

と言ったのを耳にしました。

あれ?これは、

「雪辱を果たしたい」

あるいは、

「屈辱を晴らしたい」

なのではないか?と思いましたが、もしかしたら、私の聞き間違いだったのかもしれません。

結局、ゲラ投手は、「空振りの三振」に打ち取ったはずの球を「ファウル」と判定されてフォアボールを出し、その後、決勝のセンターオーバー2点タイムリー三塁打を打たれたため、前日の、

「雪辱を果たす」「屈辱を晴らす」

ことはできませんでした。アナウンサー氏は、その後、

「雪辱を期しての登板だったのですが…」

と言っていて、これは「正しい使い方」だなと思いました。

 

(2025、4、4)