<2019年7月5日に書きかけました>
「ミヤネ屋」のパネルで、北朝鮮の話題を取り上げた際に、
「玄松月が光臨」
という文が出て来ました。この、
「光臨」
というのは、誰に対してでも使える言葉なのでしょうか?
最近、やたら芸能人とか「推し」の人に対して軽々しく使っているのではないか?と。
「尾形光琳が光臨」
はОKか?
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と、書きかけてから6年。ふと思ったのです。
同じ「こうりん」では、
「降臨」
もありますね。この使い分けはどうなのか?と。
「精選版日本国語大事典」を引いてみたら、
*「光臨」=他人を敬って、その人がある場所に出席することをいう語。
*「降臨」=(古くは「ごうりん」とも)(1)神仏やその徳などがこの地上に来臨すること。神仏が天下ること。
(2)他の人を敬って、その出席をいう語。隣席なさること。
「三省堂国語辞典・第八版」では、
*「光臨」=(文語)<身分の高い人・相手>がその場に来ることの尊敬語。(例)「光臨を仰ぐ」「歓迎光臨」(=中国語で「ようこそいらっしゃいませ」中国語の発音は「ホワンイン コワンリン」に近い)
*「降臨」=(神や仏などが)<地上・人間の世界に>降りて来ること。(例)「天孫降臨」
なるほど。なんか「光臨」のほうが、
「後光が差している感じ」
で、「神仏」かと思いましたが、「神仏」は「降臨」の方なんですね。「天孫降臨」がありましたね。でも、どちらも、
「『出席なさる』という意味の敬語」
なんですね。結構、乱用されている気がするんだけどなあ。
あんまりいろんなものに使うと、
「敬意が低減する」
と思います。「ここぞ!」というところで使いたいですね!
(2025、3、12)


