『違和感にもほどがある』(松尾貴史、毎日新聞出版:2024、11、30)

2025 . 3 . 28

2025_029

 

 

松尾さんが「毎日新聞」で連載している時事コラムをまとめたもの。2023年4月~2024年9月までに書かれたものです。今から見ると、少しもう「過去」なのですが、まとめて読むと「時代の流れ」というか、「ほんの少しだけ前のことだけど、もう歴史になりかかっているもの」と、「いまだに2025年3月につながり動いているもの」が混ざっていて、興味深い。

これを読むと、如何に「岸田政権」が大衆迎合的でいて、しかも実際はそれに対して動かなかったかが、よく分かる気がした。

「国民の声に耳を傾けるだけで、反応しない内閣」

だったのだなと。

巻末の古谷経衡(ふるや・つねひら)さんとの対談は、ちょっと物足りなかったかな、。意見の方向性が同じなのでコンフリクトがないというか、高め合う感じではなかったかなあと。

それと、これは全体の話だけど、せっかく松尾さんが描いたとっても上手な似顔絵の扱いが小さくて、効果が薄い気がした。以前はもっと大きかったと思うんですが、気のせいでしょうか?

 

 

(2025、3、17読了)