「ミヤネ屋」のTデスクが質問して来ました。
「『ゲキサム』って言葉、使っていいんですかね?」
「何、それ?」
と持って来た原稿を見ると、
「激寒」
の文字が。
「うーん、『激○○』って言葉は俗語だからなあ。若者言葉って言うか・・・」
うん?ちょっと待てよ。「激○○」なんて言葉、今の若者は使うのか?使わないんじゃないのか?
「激おこプンプン丸」
なんて「死語」でしょ?検索したら、
「2011年ごろから使われている」
と書かれていました。ということは、
「14年前の若者言葉」
ですよね。彼ら・彼女らも「30代半ば」かな?つまり「激○○」を使うのは、
「昔の若者」=「中年」
なのではないか?
と思ったのです。まあ「中年」と言っても、私よりはずっと若いわけですが。
ためしに20代のテロップのオペレーターの女性に、
「『激寒』とか『激○○』って言い方、する?」
と聞いたところ、
「しないですねえ・・・。」
という言葉が返って来ました。
なんか若いつもりで、若い頃に覚えた言葉を“一つ覚え”で使っている間に、時代から取り残されていくんだなあ、特に「はやり言葉」には、そういう面があるんだなあ…と感じたのでした。
(2025、2、4)


