韓国の尹錫悦大統領を拘束した組織の名前が、報道機関によって違います。
1月15日の夕刊各紙は、
(読売)高位公職者犯罪捜査庁(公捜庁)
(朝日)高位公職者犯罪捜査庁(公捜庁)
(毎日)高官犯罪捜査庁(高捜庁)
(産経)高位公職者犯罪捜査処(公捜処)
(日経)高官犯罪捜査庁(高捜庁)
つまり、同じ組織を指しているのに、
「高位公職者犯罪捜査庁」と「高官犯罪捜査庁」と「高位公職者犯罪捜査処」
の「3種類の名称」があります。しかもその略称は、
「高位公職者犯罪捜査庁」=公捜庁
「高官犯罪捜査庁」 =高捜庁
「高位公職者犯罪捜査処」=公捜処
となっています。「ミヤネ屋」(読売テレビ)では、以前は日本テレビが、
「高位公職者犯罪捜査庁」
と言っていた(去年12月31日も)ので、それに従っていましたが、年が明けて、2025年1月6日のお昼の「ストレイトニュース」では、
「高官犯罪捜査庁」
となり、そのあとの「ヒルナンデスニュース」のサイドスーパーは、
「高捜庁」
になっていました。そして1月7日のお昼の「ストレイトニュース」では、
「合同捜査本部」「捜査本部」「高官犯罪捜査庁」
で、サイドスーパーは、
「捜査当局」。
「TBS」は1月7日のニュースでは、
「高位公職者犯罪庁」
で、サイドスーパーの略称は、
「高捜庁」。
「時事通信」は1月6日の12:20で「高捜庁」。
「ミヤネ屋」の1月8日用のパネルの発注は、
「高官犯罪者捜査庁」
で、略称は初めて見る、
「高犯庁」
だったので、「一体、どれが正しいのか?」と確認を求めたところ、東京駐在プロデューサーからの答えは、
▼2021年1月に発足したのは「高官犯罪捜査庁」
▼その略称は「高捜庁」
で、
「現地では『公捜処』を採っていますが、NTV・TBSなどは『高捜庁』です」
との回答でした。
ややこしいなあ!


