10月31日の「ミヤネ屋」で
「懐が温かい」
というテロップの発注がありました。それを見て、
「『懐』は『衣服の中』なんだから『暖かい』なのではないか?それに『懐があたたかい』の反対語(つまり「お金がない」)を考えたら、『懐が寒い』だから、『懐があたたかい』の反対語は『懐が冷たい』ではなく『暖⇔寒』で『懐が寒い』になるんじゃないの」
と思ったのです。
「新聞用語集2022年版」には、この用例は載っていませんでした。そこで読売新聞社の「読売スタイルブック2024」を見てみたら、なんと、
「懐が温かい」
で載っていました。
どうしてなんだろうなあ?
もしかして、新聞各社でも表記が割れているから「新聞用語集」には載せなかったのかな?しかし、「朝日新聞」「毎日新聞」の用語集でも、
「懐が温かい」
でした。
(2024、11、12)


