映画「2度目のはなればなれ」を見ました。大変良い映画でした。その中で、「アメリカ海軍の退役軍人」の90歳の主人公の妻が3回ほど、
「ヘイホー」
と言っていて、その字幕の日本語訳が、
「ラッキー」
と出ていました。この「ヘイホー」とは、いかなる英語なのか?調べてみました。
このサイトによると、
https://imi-nani.fenecilla.com/hey-ho/
「ヘイホー」は、
「Hey HO」「hey-ho」
と書き、
「うんざり・がっかり・驚き・喜び」
を表す語で、日本語では、
「ちぇっ!」「あーあ」「やったー」
などに相当すると記されていました。
また「オックスフォード英語辞典」によると、最初の使用例は、
「1471年」
のもので、
「船乗りたちが力仕事を行う際の掛け声として使われた」
のだそうです。
そうか!「船乗り」か!この映画の主人公の男性は、
「海軍の退役軍人」
なのです。その「奥さん」が、「ヘイホー」を使うのは、恐らく、
「元海軍軍人の夫が使っていた口癖(言葉)がうつった」
という設定なのではないのでしょうか?つまり、
「夫婦は大変仲が良い」
と考えられます。そんなところも、たぶん、英語の背景が分かる国の人達には伝わるセリフ回しなんだろうな、と思った次第です。
また、このサイトによると、音の響きがよく似た、
「heigh-ho」(ハイホー)
と混用されるようになり、「hey-ho」は、
「あくび・溜息・けだるさ・披露・失意」
の意味に使用した、
「1553年」
の用例があるそうです。
「ハイホー」
というと思い出すのは、
「白雪姫と七人の小人」
ですよね。あの「七人の小人」は、実は、
「ダイヤモンド鉱山」
で働いていたって、知っていましたか?私は、今回調べるまで知りませんでした。
勉強になるなあ。
(2024、10、29)


