100年にもわたる「甲子園」の歴史を、「高校野球」が「春・夏」と「プロ野球(阪神タイガース)」のみならず、野球漫画の「巨人の星」に「男とアホウ甲子園」「ドカベン」「タッチ」まで入ってややこしい!「甲子園」を、時代を追って描いた「メタバース甲子園歴史書」だ。(中心(軸)は、もちろん「阪神タイガース」だが。
なつかしいなあ、江夏も田淵も若かった。村山も。
ロッテは大毎から球団売却ではなく最初はネーミングライツだったのか。
「田淵の死球」は、うっすらと覚えてる。その後もインフルから腎臓?ついてない。体、弱いん?江夏の「401三振」や村山の「防御率0.98」もすごい。
村山が長島から記念の三振を取ったら、江夏は2年後に王から記念の三振を取った。リスペクトと対抗心。
「死のロード」が「死」ではなく「夏の長期ロード」と呼ばれるようになったのは「ドーム球場のおかげ」と。なるほどねえ。その前に「東海道新幹線」も貢献してる。しかし結局、かえって忙しくなって、厳しい日程になったのかも。
帯には「688ページ」と書いてあるが、ページ数がナンバーリングされているのは「685ページ」までだった。それにしても分厚い。まるで「辞書」である。そう、これは「甲子園の辞書」だ!
(2024、9、27読了)


