サッカーのフェイント技の一つに、
「エラシコ」
というのがあります。これは国語辞典に載っているんでしょうか?
さすがの「三省堂国語辞典・第八版」も、(サッカーの)専門用語過ぎるからか、載っていませんでした。アクセントは、
「ヘナチョコ」
と同じく「平板アクセント」ですが、もちろん意味は違います。
これって、言葉で説明しにくいなあ。
ネット検索してみたら、
「サッカーのドリブル技の一つ。足の甲外側でボールを外側に押し出し、外側に進んで行くと見せかけ、すぐにその足の甲内側で内側に切り返すフェイント技。正しくは『エラッスチコ』または『エラッシチコ』と発音され、ポルトガル語で『輪ゴム』という意味」
なのだそうです。ボールが外に行くかと思ったら、すぐ輪ゴムを弾いたように戻ってくるところからの命名なんでしょうね。そして「ポルトガル語」というのは
「ブラジル人が使う言葉」
ですから、このフェイントも、
「ブラジル人が得意とするフェイント」
なのでしょうね。
私は、この言葉とフェイント技自体は、もうずいぶん昔から知っていましたが、改めて辞典を引いてみたのでした。
(2024、9、25)


