先日、中国の広東省・深圳(しんせん)で、日本人の小学5年生の男児が、中国人の男に刺されて死亡するという事件がありました。決して許されないことです。
この事件があった町「シンセン」の表記ですが、
「深セン」
という交ぜ書きか、
「深圳」
と漢字で書くか、分かれています。「圳」という字が、日本では見慣れない漢字で、もちろん「常用漢字ではない」ので「カタカナ」にするのでしょうが、「漢字とカタカナの交ぜ書き」の地名もまた、何かなじまない感じがします、特に中国の地名だと。
9月18日の日本テレビのニュースでもカタカナを使った「交ぜ書き」で、
「深セン」
でしたが、「ミヤネ屋」では以前から、漢字で書いて平仮名のルビを振る、
「深圳(しんせん)」
としています。
しかし翌19日の日本テレビのお昼のニュースを見ていたら、ルビなしで、
「深圳」
と漢字で書いていました。他局は、
「NHK・テレビ朝日」=「深圳」
「TBS・フジテレビ」=「深セン」
でした。また9月19日の夕刊は、
「読売・朝日・毎日・産経・日経」=全て「深圳」
でした。
(2024、9、25)


