9562「玉菜・玉ヂシャ」

2024 . 9 . 19

9562

 

 

「ミヤネ屋」で、今年の残暑と日照りで「野菜」、特にキャベツやレタス、ほうれん草といった「葉物」や果実が被害を受けているという話を紹介しました。その際にふと、

「レタスって、日本語では何と言うんだっけ?」

思いました。以前、

「玉菜(たまな)」

という言葉を「北原白秋」か誰かの詩で知りましたが、あれは「レタス」だっけ?と思って改めて調べたら、「玉菜」は、

「キャベツ」

でした。そうすると「レタス」は?なんと、

「玉ヂシャ」

と言うそうです。

「丸く球形になっている」

から「玉」なのは分かりますが、

「レタスって『チシャ』なの?」

と思ったのです。そうです、焼き肉を巻いて食べる葉っぱが、

「チシチャ(菜)」

ですよね。「レタス」も「チシャ」の仲間なのか!

それと、その「チシャ」の前に「玉」が付くと、「玉チシャ」ではなく、

「玉ヂシャ」

と「チ」が濁って「ヂ」と連濁するのか!というのも驚きでした。

着物の上から着る「レインコート」を、

「雨(あま)ゴート」

というのを知ったときと同じぐらい、驚きました。

 

(2024、9、19)