兵庫県知事を巡る一連の騒動のニュースで、
「ふたく」
という言葉が出て来ました。この「ふたく」という言葉には、
「負託」と「付託」
の2種類があります。これは、
「県民の負託を受けて」
「委員会に付託された議案」
というように使い分けます。今回のように、選挙によって選ばれた知事や議員が使う「ふたく」は、
○「県民の負託を頂きました」
なのですね。そしてその「知事の不信任決議案」に関しては、
○「委員会に付託された議案」
となります。つまり今回は、
「県民の『負託』を受けた知事の不信任決議案を『付託』された委員会」
という事態だったわけです。
「受ける」のが「負託」
「される」のが「付託」
ですね。
(2024、9、25)


