9543「快挙に挑みます」

2024 . 8 . 28

9543

 

 

8月28日の日本テレビ「ZIP!」を見ていたら、先日「40本塁打・40盗塁」を最速で達成した大谷翔平選手のニュースで、男性アナウンサーが、

「今後『50本塁打・50盗塁』の快挙に挑みます」

という原稿を読んでいるのを聞いて、

「ん???」

と思いました。「40本塁打・40盗塁」を最速で記録したのは間違いなく、

「快挙」

ですが、大谷選手はもちろんのこと、

「まだ誰も達成していない記録」=「50本塁打・50盗塁」

を指して、

「快挙」

というのは、「時間軸の前後」がおかしいのではないでしょうか?

達成されたら「快挙」、まだ達成されていないものは「快挙ではない」。単に、

「『50本塁打・50盗塁』の大記録に挑みます」

と言うべきなのではないか?と、朝から思ったのでした。

 

(2024、8、28)

(追記)

8月29日朝に見たネットニュース「THE DIGEST」の見出しは、

「大谷翔平、前人未到『50-50』の可能性は?地元記者は『五分五分』だと慎重も、『最強パワーとスピード能力』に期待高まる」

というもので「50-50」(50本塁打・50盗塁)は、

「前人未到」

という形容をしていました。これは「妥当」だと思います。

(2024、8、29)