作家の、
「立松和平(たてまつ・わへい)」
さんが亡くなった時に、
「立松和平さん死去で驚いたこと」
として「2010年2月12日」に書き留めたのは、以下のようなことでした。
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「立松」さんの「本名の名字」は、
「横松」
だった!
そして、盗用問題でたしか「ニュースステーション」を降板したのが「1993年」。
その時点で中学生・高校生以下の人たち、つまり「35歳以下」(2010年の時点で)ぐらいの人は、
「立松さんを知らない」
ということ。
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それから「14年」の月日がたちました。ほったらかしになっていて、
「もうこれは、(続きを)書くことはないかな」
と思っていたのですが、
「○○さんを知らない」
という話題と、
「『ニュースステーション』つながり」
で、ここで書くことにしました
先日、「久米宏さん」の本を読んでいて、ふと思い付いて若いスタッフに、
「『久米宏』って知ってる?」
と聞いたところ、「20代のスタッフ」は、誰もその名前を知らなかったのです!テレビ局で働いている人間が、ですよ!
かろうじて「29歳の人間」が何人か、
「名前だけは・・・」
というので、
「何をしていた人?」
と聞くと、
「そこまでは・・・。」
という答え。また、そのうちの一人が、
「たしか、俳優・・・?」
と言うので、
「それは、『久米明』だな」
と言っても、もちろん、全然ピンと来なかったでしょう。
我々より上の世代ならば「久米宏」を知らない人を捜す方が難しいでしょうけど、若い人がこんなに知らないとは・・・。これを、
「ジェネレーションギャップ」
と呼ぶのでしょうね。でも、こんなのは「当然」の出来事ですね。
だって「30歳以下」の彼らにとって、ことし「80歳」を迎える久米宏さん(1944年生まれ)は、
「50歳年上」
なのですから。今「62歳」の私なら、
「112歳の人」
に相当しますね。そりゃ、知らなくて当然か。(あとで勉強して「知る」ことはあっても。)
そうすると、
「やっぱり、老若男女に知られている人っていうのは、すごいなあ」
と思うとともに、
「30年後は、どうなっているか分からんよなあ。それが『人の世』なんだなあ」
と思いました。
その意味では、20代の人も知っている、
「黒柳徹子」
は、すごすぎますね!「ザ・ベストテン」も、若い人は結構、知っていました。


