<2006年4月14日に書いたメモでした>
NHKラジオ第一の午前4時のニュースのアナウンサーは、「クールビズ」を、
「ク\ールビズ」
と「頭高アクセント」で言っていました。これは初めて聞くアクセントでした。
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当時、早朝の番組を担当していたので、午前4時出社。その迎えのタクシーの中で聞いたラジオニュースだったのでしょうね。もう18年前か。
いま実は、4年前(2020年)に出た「女帝 小池百合子」(石井妙子著)を読んでいて、「クールビズ」が出た当時の話を読んでいるのだけれども、当時から何か、
「うさん臭さ」
を感じさせる言葉だと思っていましたが、こんなに定着するとは思いませんでした。
当時はまだ、完全には定着していない言葉だったのでしょうね。
いまやアクセントは「中高アクセント」で、
「ク/ールビ\ズ」
で定着してしまいました。2016年に出た『NHK日本語発音アクセント新辞典』にも、
「ク/ールビ\ズ」
で載っています。
2010年に出た「新明解日本語アクセント辞典」には「クールビズ」は載っていません。
「三省堂国語辞典・第八版」には載っていて、
「2005年 環境省が提唱」
とあります。思えば、「クールビズ」なんて言葉を作ったから、
「地球温暖化」
になったんじゃないでしょうか・・・いや、それは冗談ですけどね。
(2024、6、27)


