「棚田」
というと、「千枚田」のように、
「田んぼが段々の山の斜面に作られて扇状に広がっている農村風景」
を思い浮かべますが、きのう(4月16日)の「産経新聞・夕刊」で、
「棚畑」
という言葉を初めて目にしました。何と読むんでしょうか?
「たなばた」?「たなはた」?「たなばたけ」?
「たなばた」だと、どうしても、
「七夕」
を連想し、「たなはた」と清音でも、
「焼き畑(はた)農業」
を連想するから、ここは「畑」ということを主張して、
「たなばたけ」
ですかね?「花畑」みたいですが。
「三省堂国語辞典・第八版」にも、「七夕」と「棚ぼた」は載っていましたが、「棚畑」は載っていませんでした。
グーグル検索では(4月19日)
「棚畑」=8万5000件
でした。そんなに多くはありませんね。検索で出て来たものの中には、
・「白木平石積の棚畑(しらきひらいしづみの たなはた)」=鹿児島県出水郡長島町
・「棚畑(タナバタ)」山の傾斜面に沿って畑面の配分が階段をなしているもの。別名・段畑(だんばた)」=Weblio辞書「歴史民俗用語辞典」
・「棚畑(たなはたけ)」=大阪府交野市の里山のサイト
フーム、やはり読み方は「一定していない」みたいですね。普通は、こういう畑は、
「段々畑」
って言いますものね。
「段々畑」 =32万9000件
「段畑(だんばた)」= 5万7200件
でした。
(2024、4、19)


