「ミヤネ屋」にもご出演いただいている岸さんの著書。「ミヤネ屋」や「宮根さん」の話も出てくる。
「多発性骨髄腫」と分かって1年半、闘病生活を経て復帰され、お元気そうではあるが、医者からは「あと10年から15年」と言われたのを「余命10年」と考えて、生き方を考え直そうと。そいったことを書いた一冊なのだが、途中からいつもの(病気になる前の)岸さんの主張が出てくる。変わっていないんじゃないのか?と思った。彼が生きてきた中での「師匠」は、竹中平蔵・やしきたかじん・故坂本龍一だという。私などは、ちょっと生き方が違うなあと思う人たちなので、主義主張は合わないなあと思うが、岸さんはほぼ同年代だし、その生き方は(マネしないけど)参考にさせてもらおうと思った。
(2024、4、17読了)


