「パラサイトシングル」で「寄生する独身者」を書いた著者が、今度は「寄生する離婚社会」?もう一つピンと来ないが。
「3組に1組が離婚する」
「60歳の3分の1が、パートナーがいない」
「男性の生涯未婚率が3割に達する」
こういった現実から見えてくる「結婚・未婚・離婚」の将来は?ということを考えて行くのが本書のテーマだ。
「生涯未婚率」の急上昇は、やはり「非正規雇用を進めたこと」が原因のようである。つまり「小泉改革の20年後の未来」が、現在、示されているようなことを招いたともいえる。
「失われた30年」の分析をしっかりして、「取り戻す」ことが必要なのである。
あれ?トランプみたいなこと、言っているような…。
(2024、3、9読了)


