最近は、すっかりおなじみの食材になった、
「パクチー」(タイ語)
ですがそれ以外にも、
「香菜(シャンツァイ)」(中国語)
「コリアンダー」(英語)
とも言いますね。
なんぼほど「別名」があるねん!多羅尾伴内か!
え?「多羅尾伴内」がわからない?「七つの顔を持つ男」だよ?
じゃあ「松尾伴内」は?それも分からない?「たけし軍団」だよ?
じゃあ、「ヤマトナデジコ七変化」なら、わかるやろ。
えー、それも分からない?
「なんぎやなあ」・・・これも知らない?辛坊さんと森ちゃんだよ、流行語大賞・銀賞。
どうせいっちゅーねん!
・・・話が大分それてしまいましたが、「パクチー」は好き嫌いが分かれる食べ物ですね。
私は、30年ぐらい前にタイ料理店で初めて口にしたときは、
「うわ!何やこれ?ドクダミみたいな味がする!」
と思って吐き出し、それ以来パクチーは、一つ一つ箸で取り除いていましたが、いつの頃からか慣れて取り除かなくなり、食べられるようになりました。昔よりも苦みというか臭みが弱くなった気がするのですが、どうなんでしょう?私が味に慣れただけなんでしょうか?
この香味野菜の名前ですが、
「パクチー」か?「パクチ」か?
語尾を「伸ばす」か?「伸ばさない」かの問題です。これって、
「ゴーヤー」と「ゴーヤ」
と似ていますね。
現地「沖縄」では「ゴーヤー」と語尾を伸ばしますが、本州でも普及してからは「ゴーヤ」と「伸ばさない」傾向が強くなった。「パクチー」も、当初は「パクチー」と伸ばしていたけれど、なじみの食べ物になってきたことで「パクチ」と短くなったのではないでしょうか?
グーグル検索では(2月19日)
「パクチー」 = 937万0000件
「パクチ」 = 16万0000件
「香菜」 =4240万0000件
「シャンツァイ」= 6万2000件
「コリアンダー」= 340万0000件
まだまだ「パクチー」と「伸ばす」ほうが、「伸ばさない『パクチ』」の「60倍近く」使われていますね。
ついでに、こちらも検索すると、
「ゴーヤー」=147万0000件
「ゴーヤ」 =987万0000件
で、これは伸ばさない「ゴーヤ」が、伸ばす「ゴーヤー」の7倍近く使われていました。


