1月12日の「ミヤネ屋」のパネルをチェックしていたら、こういう言葉が出てきました。
「誰しもが」
これにちょっと引っかかりました。これは、
「誰しも」
かあるいは、
「誰もが」
のどちらかではないか?その「混交表現」として出て来た間違いではないか?と思ったのです。
「三省堂国語辞典」を引くと、
「誰しも」
は見出しで載っていましたが、「誰しもが」は載っていませんでした。
そりゃ、そうだよね。
でもこういった「語感」を磨くのはどうすればいいんだろう?
結局、たくさん読んで、たくさん書くしかないと思うけど、
「何を読むか」
にもよるのかなあ…。
グーグル検索では(1月12日)
「誰しも」 =1830万件
「誰もが」 =7440万件
「誰しもが」= 614万件
でした。
「1桁少ない」とはいえ、結構「誰しもが」もありますね、ネットだと。
そのトップに出て来たのは「2011年」に書かれた「ヤフー知恵袋」への質問で、
「『誰しも』と『誰もが』は、ほぼ同じ意味だと思うが、最近よく『誰しもが』と言うのを耳にするが、これは正しいのか?」
というものでした。そうそう、私もそれが言いたかった!
それに対する「ベストアンサー」は、
「『誰しもが』は誤った日本語ではないでしょうか。」
で始まる文章でした。こういうのを見ると、ほっとします。
しかしもう、この言葉が出て来てから、10年以上経っているんですねえ・・・。
(2024、1、12)


