9265「伯爵夫人・女伯爵」

2024 . 1 . 18

9265

 

1月16日の「ミヤネ屋」で、デンマーク王室について特集した際に、王室の家系図を紹介しました。今回、900年ぶりに生前退位をした、

「マルグレーテ前・女王(83)」

その跡を継いだのは、

「フレデリック新国王(55)」

です。その弟の、

「ヨアキン王子(54)」

には、

「4人の子ども」

がいますが、マルグレーテ前・女王の意向で、彼女の4人の孫は、

「王子・王女の称号が剥奪」

されました。それによって、4人のうち「3人の王子」は、

「伯爵」

の称号に変わったのですが、ただ一人、女性の「アテナ王女(11)」は、発注された家系図のフリップを見たら、

「伯爵夫人」

となっていたのに違和感がありました。まだ11歳の彼女が「夫人」?と。

調べてみたら、そもそも「伯爵夫人」には、

(1)「伯爵の奥さん」

という意味と、

(2)「女性の伯爵、女伯爵」

の意味もあるそうで、この場合は(2)だと。しかし、一般的にはやはり、

(1)「伯爵の奥さん」

という意味が強いと思います。だからと言って、

(2)「女伯爵」

という「女○○」を使うのは、今の時代にはちょっとなあ…ということで、「アテナ王女」も、

「伯爵」

としたのでした。

 

(2024、1、17)