9277「目黒さん 武子さん」

2024 . 1 . 24

9277

 

 

1月24日の日本テレビ「ZIP!」の「旅するエプロン」のコーナーを見ていたら、

「茨城県の蓮根(レンコン)」

をPRしたいと、県庁職員と思しき女性2人が出ていました。

その2人の名前のテロップが、

「目黒さん」「武子さん」

と出ていて、一瞬、

「え?2人いるのに、『目黒武子さん』って、1人だけの名前のテロップ?」

かと思ったけど、そんなわけもなく、次に思ったのは、

「左の人は『名字』で『目黒さん』なのに、なんで右の人は『名前』で『武子』なんだ?」

と。しかし、それもおかしい。ということは、

「『武子』は名字」

ということですよね。読み方は、

「ブシ」

さんなのだろうか?それとも「タケコ」さん?

調べてみたら、やはり、

「武子」

という名字があるようです。元は「現・栃木県」の、

「下野国都賀郡武子村」

が起源で「武」は「強い」「高い」を意味する「瑞祥(ずいしょう)地名」(縁起の良い地名)なのだそうです。そこの出身者が中心なのでしょうね。そして思った通り、現在は、

「北茨城市など、茨城県に多い名字」

とのことでした。ただし全国で、

「860人」

ぐらいしか、いないとか。「珍名さん」ですね。読み方は、

「タケシ」「タケコ」

なのだそうです。

1枚のテロップから知識が広がりました。できたらテロップの名前に、

「ルビ」(読み方)

を振っておいてほしかったな。

あ、もし「武子さん」の下の名前が「武子(たけこ)」だったら、

「武子武子」

になって、

「まえだまえだ」

みたいですね!

 

(2024、1、24)