能登半島地震を巡るニュースの中で、「石川県」の公式サイトに、
「義援物資」
という言葉が出て来ました。
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kousei/kanri/2024jishin.html
「義援金」は、もちろん聞いたことがありますが、
「義援物資」
は、初めて聞きました。普通は、
「支援物資」
なのではないでしょうか?
ただ、「義援金」と「支援金」は違いますよね。そうすると「義援物資」と「支援物資」は違うのかな?
グーグル検索では(1月12日)、
「義援物資」= 9万4900件
「支援物資」=1510万0000件
でした。圧倒的に「支援物資」が使われていますね。
ちなみに「義援金」と「支援金」はと言うと、
「義援金」 =2170万0000件
「支援金」 =1600万0000件
でした。「義援物資」は「お役所言葉」のようですね。
また、総務省の公式サイトにも「義援金」と共に「義援物資」という言葉が出ていました。
https://www.soumu.go.jp/main_content/000298466.pdf
そして「日本財団」のサイトには、
「義援金と支援金の違いについて」
こう書かれていました。
https://www.nippon-foundation.or.jp/donation/disaster_fund/infographics
「支援金」=応援したい団体などに寄付し被災地の復興などに役立ててもらうお金
「義援金」=日本赤十字や赤い羽根募金、自治体・テレビ局などが受付窓口になって被災者に直接贈るお金
だそうです。これは理解できます。そうすると「義援物資」「支援物資」の違いは、この「お金」の部分が「物資」に変わったと考えればいいのですかね?
しかし「義援物資」は違和感の方が大きいので、「支援物資」で放送しました。


