9258「カレピ・スキピ・キニピ」

2024 . 1 . 15

9258

 

 

年末の忘年会で若いADの子たちと飲んだときに、彼女らが、

「道浦さん、『カレピ・スキピ・キニピ』って知ってますか?」

と聞いてきました。

「カレーピーナッツでは、ないよなあ」

と思いながら、

「『カレピ』は『彼氏』のこと?」

と答えると、

「正解です!では『スキピ』と『キニピ』は?」

「えー、『スキピ』は『好きなピープル』だろ。それは『彼氏』と違うの?」

と聞くと、

「違います!別物です」

「わからん。教えて」

「『カレピ』は『彼氏』、『スキピ』は『好きな人』、『キニピ』は『気になる人』のことです。」

「全部、同じなんとちゃうんか?」

「全然、違います!」

「どう違うんよ?」

「『カレピ』は、『もう、つき合っている人』で、『スキピ』は『好きだけど、まだ付き合っていない人』、『キニピ』は『ちょっと気になるなあという人』です」

細かい区分があるようです。うーん、まああれかな、

「松・竹・梅」

みたいなものかな。

グーグル検索してみたら(1月12日)、カタカナ表記ではなく、漢字や平仮名も交じった、

「彼ピ」 =22万9000件

「すきぴ」=21万7000件

「気にピ」= 6万9300件

でした。意味は、それぞれ、

・「彼ピ」=「彼氏」と特に違いなく「恋人の男性」を指す。

・「すきぴ」=「好きピ」とも表現され、基本的に「好きな人」のことを指します。これは恋愛感情をもった相手というよりも、とても仲良しな人・お気に入りの人というニュアンスの方が強いです。「すきぴとごはん」というと「(男女問わず)好きな相手とごはんに行く」という意味になります。

・「気にピ」=「気になるピープル」の略語である。「好き」よりも前段階にある人、「気になっている人」に対して使われる。

それにしても、もう「カレシ」とか言わないんかな?アクセントの違いで、意味を使い分けるとか。聞けばよかった。

いずれにせよ、

「人=ピ」

なのか。

「パリピ」(パーティー・ピープル)

みたいだな。いや、勉強になりました。

いずれにせよ、私はもう「若者ではない」ことは確認できました。当たり前か!

 

 

(2024、1、12)