年末の忘年会で若いADの子たちと飲んだときに、彼女らが、
「道浦さん、『カレピ・スキピ・キニピ』って知ってますか?」
と聞いてきました。
「カレーピーナッツでは、ないよなあ」
と思いながら、
「『カレピ』は『彼氏』のこと?」
と答えると、
「正解です!では『スキピ』と『キニピ』は?」
「えー、『スキピ』は『好きなピープル』だろ。それは『彼氏』と違うの?」
と聞くと、
「違います!別物です」
「わからん。教えて」
「『カレピ』は『彼氏』、『スキピ』は『好きな人』、『キニピ』は『気になる人』のことです。」
「全部、同じなんとちゃうんか?」
「全然、違います!」
「どう違うんよ?」
「『カレピ』は、『もう、つき合っている人』で、『スキピ』は『好きだけど、まだ付き合っていない人』、『キニピ』は『ちょっと気になるなあという人』です」
細かい区分があるようです。うーん、まああれかな、
「松・竹・梅」
みたいなものかな。
グーグル検索してみたら(1月12日)、カタカナ表記ではなく、漢字や平仮名も交じった、
「彼ピ」 =22万9000件
「すきぴ」=21万7000件
「気にピ」= 6万9300件
でした。意味は、それぞれ、
・「彼ピ」=「彼氏」と特に違いなく「恋人の男性」を指す。
・「すきぴ」=「好きピ」とも表現され、基本的に「好きな人」のことを指します。これは恋愛感情をもった相手というよりも、とても仲良しな人・お気に入りの人というニュアンスの方が強いです。「すきぴとごはん」というと「(男女問わず)好きな相手とごはんに行く」という意味になります。
・「気にピ」=「気になるピープル」の略語である。「好き」よりも前段階にある人、「気になっている人」に対して使われる。
それにしても、もう「カレシ」とか言わないんかな?アクセントの違いで、意味を使い分けるとか。聞けばよかった。
いずれにせよ、
「人=ピ」
なのか。
「パリピ」(パーティー・ピープル)
みたいだな。いや、勉強になりました。
いずれにせよ、私はもう「若者ではない」ことは確認できました。当たり前か!


