日本時間の12月15日午前8時、大谷翔平選手が「ロサンゼルス・ドジャーズ」の入団会見を行いました。その中で、手術をした肘の状態について聞かれて、
「もう、ドライスイング・素振りもしていますし、スプリング・トレーニング(春季キャンプ)で開幕までに間に合うようにしたい」
と話していました。この中に出て来た、
「ドライスイング」
というのが、
「素振り」
のことをいうと、初めて知りました。皆さんは知っていましたか?
「ドライ」と言えば、
「ビールかカレー」
ぐらいしか知りませんでした。あとは「ヘアドライヤー」かな。
簡単な英語で、身近な野球用語でも、知らない英単語は、いっぱいありますねえ。
グーグル検索では(12月15日)、
「ドライスイング」=1万3300件
でしたが、トップに出て来たのは「野球の素振り」ではありませんでした。そこで「野球」を加えて検索したら、
「ドライスイング」=1330件
と「10分の1」に。少な!
ちなみに、
「ドライカレー」 =209万0000件
「ドライビール」 = 38万80000件
でした。やっぱり「ドライスイング」は、知らなくても不思議はないか!
勉強になりました、オオタニサン!
(2023、12、15)



(追記)
その後「乾いた」という意味の「ドライ」では、
「ドライクリーニング」
を思い付きましたが、それ以外の意味での「ドライ」が付く言葉も思い付きました。
我々の業界では、カメラなしで、最初から最後まで段取りを行うリハーサルを、
「ドライリハーサル」
と言います。略称「ドライ」。最近あまり現場に出ていないせいか、耳にする機会は減りましたが、ありました、こういう言葉。
「ドライスイング」
は、
「ボールを打たないスイング」
ですから、この、
「『ドライリハーサル』と同じ『ドライ』の使い方」
ですね。
(2023、12、18)