「2019年2月6日」に書き始めました。
その際は、
「2時間弱」は「2時間」より「長い」のか?「短い」のか?
という話を聞いて、
「そんなもの、『短い』に決まってるじゃないか」
と思ったら最近の若者は、
「『長い』と思っている人がいる」
と聞いて、
「そんなアホな!」
と思ったのでした。その際にメモしたのは、
「『2時間弱』は『2時間足らず』。『2時間強』は『2時間余り』。『2時間台の前半と後半』ではない。その意味では、地震の『震度5弱』『震度5強』とは違う。震度は、『震度5を前半と後半に分けて、震度後の弱いほうと強いほう』だが、『2時間弱』は『2時間台』ではない。『2時間に届かない』から『弱』。」
そして、
「お肉を買う・計るときの『300グラム弱』は『300グラム足らず』。298グラムとか。」
とも書き添えていました。
そして、ネット検索でNHK放送文化研究所が「2017年10月1日」に公開したサイトを見つけました。そこには、塩田雄大さんがこう書いていました。
(Q)「1時間弱」というのは1時間よりも長いのでしょうか。あるいは短いのでしょうか。
(A)1時間よりも短いです。
「解説」を読むと、特に若い人たちを中心に誤解をしている人が少なからずおり、
「1時間弱」=「1時間と、ちょっと」
「7割弱」=「7割と、ちょっと」
と思っているというのです。
そしてウェブ上で「1時間弱」が指す意味について尋ねたところ(2016年2~3月)、
「年代差」
が見られ、「1時間弱」が「1時間と、ちょっと」と思っている人が、
「10代」=34%
「20代」=25%
もいたというのです。こりゃ、まずいな。
・・・と思いつつもそのままにしていたら、つい先日、先輩の辛坊治郎さんからのメールに、
「若者は『1000円弱』というのを『1020円』と思っているって知ってた?」
とメールが来たので、
「知っています。でも、それほどまだ、そういう実例には、お目にかかっていないです」
と返したのでした。
まずいな、これは。


