「週刊文春」の2022年9月8日号から2023年8月17・24日号までの連載を集めたもの。最新刊。全部、「週刊文春」で読んでいる(はずだ)が、改めてまとめて読むと、またアメリカの深みが分かる。病状の重さも分かる。象徴的なのはもちろん「トランプ前・大統領」だが、それを支える人たちが多くいるからこそ、彼はいまだに政界で生き続け、影響力を持ち続けているのだ、「ゾンビ」のように。そういう風にアメリカ国民をさせているモノは何なのか?それを考えないといけない。
日本も同様。
日本は今、東京地検特捜部による強制捜査が始まっているが、これは「おかしなことが、無理やり通されていたおかしな時代」を、元の「もうちょっとマシな世の中」に戻そうとする動き・自浄作用なのではないのか?痛みを伴うかもしれないが、このまま放っておいてはいけない。それは、アメリカも日本も世界中、同じだ。ロシアもウクライナも、イスラエルもパレスチナも。
(2023、12、19)


