『人はどう死ぬのか』(久坂部 羊、講談社現代新書:2022、3、205)

2023 . 11 . 2

2023_108

 

 

映画「月」を見た後に読んでいて、あの障害者施設での19人殺害事件と、この本で出てくる「安楽死」「尊厳死」の問題は繋がっているということに気付いた。あの事件は「猟奇的」と思えたが、病院での「安楽死事件」にも通じるのである。「人間」の「命」「生きる価値」とは何か?「生きる価値の有無」ではなく「生きていることが、価値」なのだと。

実際に病院で働く現役医師による話なので、非常に重い。

 

 

(2023、10、29読了)